こんにちは!
梅雨から夏にかけての数か月間は、
長雨や急な雨などで思うように洗濯物が干せなくてやきもきしますよね~
やむなく部屋干しすると、乾いたはずなのに服からは嫌な臭いが…
雑巾のようなあの独特の生乾き臭。
お風呂上りにバスタオルを使う際などに「うわっ 臭っ!」ってなります 汗
遂には、きちんと洗ったはずなのに
乾いた後、イヤな臭いがするなんていう事態になり、
「やばい! これはなんとかしなきゃ!!」と本気で対策を調べ始めることになるんです。
※ここまで、私の体験談そのままですw
ですが、今ではいくつかの対策を行ったおかげで
服の嫌な臭いに悩まされることはなくなりました!
というわけで、今回は夏に表面化しがちな
「服の嫌な臭いを解消する方法」についてお伝えしたいと思います。
根本的な対策から、ダメ押しの対策まで
いくつかご紹介していきますので、
「色々試したけど、全然臭いが取れない!」という方も
是非参考にしていただければと思います。
目次
洗濯物のイヤな臭いの取り方とは?
では早速、洗濯物の嫌な臭いの解消法についてお話していきます。
この章で具体的な方法をいくつかご紹介していきますが、
基本的に番号順に対策を行っていただければと思います。
もちろん、気合を入れて一気に全ての対策をやっていただいても構いませんが、
「途中まで試したら臭いが取れた♪」という方も結構いらっしゃいますので、
今までのお洗濯の見直しも兼ねて、あなたのご家庭で当てはまる点があったら
改善していっていただければと思います。
①洗濯漕の掃除
洗濯物の臭いが気になった時、真っ先に疑うのが、洗濯層の汚れかと思います。
洗濯層に真っ黒なカビが一面に貼り付いていて、それが洗濯物を汚している…
といったようなテレビのCMも、よく見かけますよね。
まずは、そのCMで紹介されているような洗濯漕用の洗剤で一度洗濯機を
洗ってみましょう。
この時、お水ではなく、お湯を使うとより効果が期待できます。
ただ、この記事をご覧の方の中には、
「洗濯漕はとっくに洗ったけど、全然臭いが取れない… 泣」という方も
いらっしゃると思います。
ちなみに、かつての我が家もそうでした。
洗濯漕を洗った翌日に洗濯したバスタオルが、まだちゃんと臭い…
もうとにかくガッカリです。
念のため、もう一回洗濯漕洗浄を試みましたが、やはり効果はありませんでした。
こういう場合は、次の対策に進みます。
②洗濯の方法を見直す
我が家の場合は、ここに問題がありました。
洗濯物を洗うときのことばかりに目が行っていましたが、
実は洗濯物を洗う前から気を付けなければならないことがあるんです。
洗濯をする前に気をつけるべき点は以下の2つです。
「洗濯物は必ず洗濯漕ではなく、洗濯かごに貯める」
「濡れた服やタオル、肌に触れていた時間の長い衣類は乾かしてから洗う」
かつての我が家ではこの2点ができておらず、
臭いのもととなる菌が大繁殖してしまっていたんです。
脱いだ服をそのまま洗濯漕に放り込んで、後でまとめて洗う、という流れだと
正直楽なので、そちらに寄って行ってしまいがちですが、
ここはひと手間を惜しまずに行きましょう!
あとは、「できるだけ早く乾かす」ことですね。
出来れば天日干しがいいですが、
そうもいかない場合は、風通しのいい場所で
洗濯物同士を密着させずに離して干すようにしましょう。
扇風機を回して空気を絶えず流しながら乾かすのもオススメです。
まだまだ対策はご紹介していきますが、
この後ご紹介する対策は、
「そもそも、なぜイヤな臭いがしてしまうのか?」という理屈を
理解していただいたうえで実践していただきたい対策になります。
その方が格段に効果も上がりますから、是非お付き合いください。
洗濯物が雑巾みたいな臭いになる原因とは?
先ほど、チラっとお話ししましたが、
洗濯物のイヤな臭いの原因は菌によるものです。
具体的に言うと、主にモラクセラ菌という細菌の仕業で、
その菌が洗う前の洗濯物で大繁殖しているために、
洗っても菌を落とし切れずに臭いが残ってしまうといった理屈になっています。
かつての我が家のように、
脱いだ服や使ったタオルをそのまま洗濯漕に放り込んで、
だいぶ時間が経った後に洗っているようでは、ダメダメなわけです。
皮脂や汚れが付いた服をそのまま丸めて貯めているだけなので、
湿気と相まって菌は爆発的に増殖してしまいますから、
わざわざ最近が繁殖しやすい環境を作ってしまっているようなものです。
なので、先ほど
「洗濯物は必ず洗濯漕ではなく、洗濯かごに貯める」
「濡れた服やタオル、肌に触れていた時間の長い衣類は乾かしてから洗う」という
2点をお伝えして、洗濯待ちの衣類たちを菌の繁殖から守ろうと考えたわけです。
ですが、これらの対策をしても臭いが取れない!という方に関しては
一度、服についた菌をリセットする必要があると思います。
これからご紹介する「服の菌をリセットする方法」を実践していただき、
そのうえで、菌が繁殖しないよう日々気を付けていただければ、
個人差はありますが、かなりの期間服のイヤな臭いとはおさらばできます。
(また臭いが気になってきたらリセット法を行っていただければ大丈夫です)
では、お待たせしました。
服のイヤな臭いの原因を根本から排除する、
「服の菌をリセットする方法」は次の章で!
洗濯物のイヤな臭いを防止するには?
「服の菌をリセットする方法」として私がオススメするのは、
巷で噂になっている「オキシ漬け」と呼ばれる方法です。
これは、浴槽などに溜めた特製の洗浄液に、
臭いが気になる服やタオルを放り込んで漬け置くだけで、
イヤな臭いが取れてしまうという画期的な方法です。
具体的なやり方についてお話していきますね。
まず、用意するものとして、
酸素系漂白剤を用意してください。
あまり耳慣れないかもしれませんが、ネットで検索するとたくさんヒットする
意外とメジャーなジャンルの洗剤になります。
有名どころで言えば、「オキシクリーン」という商品がありますね。
一時期、この「オキシ漬け」がブームになり、生産が追い付かなくなったという
話も耳にしたことがある代物です。
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もちろん、「オキシクリーン」じゃなくても、酸素系漂白剤なら
基本的にどのメーカーさんのものでも大丈夫だと思いますが、
洗剤っていろいろ種類がありますし、わかりにくいことも多いので
より確実を目指すならオキシクリーン一択でいきましょう!
これさえ手に入れればあとは何もいりません!
(お湯と浴槽が要りますがw)
手順は以下の通りです。
①まず、浴槽に40℃のお湯を溜めます。
②そこに、酸素系漂白剤を500g~700g入れ、溶かします。
③その中に、臭いの気になる衣類を放り込みます。
④お湯の保温のため、梱包用のプチプチシートをかぶせて追い炊きする。
⑤2~3時間放置。
⑥残り湯を使って普通に洗濯する
だいたいこんな感じの手順で「オキシ漬け」は完了です。
追い炊きについて「お湯が循環して排水管などを傷つけないか?」と心配な方も
いらっしゃるかもしれませんが、
むしろ、お湯の循環によって排水管の汚れも取れますので、ご心配いりませんよ♪
ただし、一通り終わった後、排水管にをすすぐために
一度普通にお湯をためてそのまま流してくださいね。
(ちょっともったいないですが、オキシ漬けは頻繁に行うものでもないのでw)
このオキシ漬け、菌を一掃して服のにおいをリセット出来るだけではなく、
頑固なシミなども落とすことができるんですよ!
カレーのシミがついてしまって、半ばあきらめていた服も、
シミが跡形もなく消えて元通りに!!
オキシパワー恐るべしです。
あと、終わった後の残り湯が引くほどドス黒く変色することがありますが、
「それだけ菌や汚れが落ちたんだな。」と前向きにとらえましょう。
(初めてオキシ漬けをやると、残り湯の汚さに大概ドン引きしますw)
とにかく、これで服についたニオイ菌はリセットできますので、
あとは日々の努力次第ということになります。
いかに菌を繁殖させずに毎日過ごせるか!です。
是非お試しください!
まとめ
今回は、服のイヤな臭いの解消法についてお話ししました。
服に香りをつけるビーズタイプの芳香剤なんかも売っていますが、
あれを試すのはオキシ漬けなどで菌をなくした後がいいですね。
やはり香りでごまかそうとしても、そううまくはいきませんので 汗
これからの季節、服のにおいを気にせず、快適に過ごしていきましょう!