こんにちは！
さて、前回の記事では、
男子だってお祭りでビシッと決めたい！というテーマのもと、
浴衣のススメと適切なサイズ感等についてお話ししました。
せっかく浴衣を着るなら、かっこよく決めて
まわりから
「おっ いつもと印象違う！」
「なんか大人っぽくてかっこいい！」と思われたいですよね？
今回は、男子の浴衣の着こなしについてお話していきたいと思います。
巷では、
「痩せ型の人は浴衣が似合わない」とか
「逆に少し太っている方が浴衣はかっこよく着られる」とか
色々な意見がありますが、そこら辺についても触れつつ、
浴衣を素敵に着る「モテ着こなし」についてもご紹介していければと思います。
夏祭りなどで気合を入れて浴衣デートを計画中のあなた！
是非かっこよく決めてアピールしちゃいましょう！
目次
男が浴衣を着る時は痩せ型は不利？
まずは、「痩せ型の男子には浴衣は似合わない？」
という疑問についてお話していきますね。
これに関しては、人それぞれ様々な意見があると思いますが、
結論から申しますと、
そんなことはないです。
私個人としては、むしろ痩せ型男子の方が浴衣や着物はサマになると思います。
ちょっと思い出してみてほしいのですが、
たまにテレビ番組などで歌舞伎役者さんの密着をしてたりしますよね？
当然、舞台でのお芝居の様子や楽屋でくつろぐ様子等、
色々な姿を見ることができますが、
基本、着物とか浴衣とかの和服を着ていますよね？
そして、総じてみなさんかっこよく着こなしています。
歌舞伎役者さんには恰幅のいい方から引き締まっていてスラッとした方まで
様々いらっしゃいますが、体型に関係なく、素敵に和服を着こなしていると思います。
これだけでも、「痩せ型の男子には浴衣は似合わない？」は否定されますよね？
とはいえ、お祭りなどで
「痩せた男性は着物を着ると貧弱に見える」というシチュエーションも
見たことがあるという方もいると思いますし、
有名なイケメン俳優さんが映画挨拶などで浴衣や着物で登場した時、
イマイチ決まっていないというか、おさまりが悪かったり、ということもあったりします。
この違いは何か？
それは、
現代人が浴衣を着慣れていないことと、
また吊るしの自分の体型に合わない浴衣を着ていることが原因です。
後者に関しては、自分に合う浴衣を購入することで解決できますね。
(サイズ感や丈の適切な見極め方は前回の記事をご覧ください)
男子がお祭りで着るべきは甚平か浴衣か？適切なサイズ感とは？
問題なのは前者です。
この、「着慣れること」というのが実はとても大事で、
浴衣を着こなせるか否かはここにかかっていると言っても過言ではありません。
浴衣や着物などの和服は丈が長く、一言で言うと動きづらいデザインですよね？
しかし、その動きにくさ故、どっしりと構えた余裕のある動きになり、
貫禄 や大人の色気、品の良さがにじみ出るところが和服の素敵なところだと思います。
例えば、歩き方一つとっても、
腰をひねらずに歩く「なんば歩き」という作法があります。
これは、武士道に由来する剣道や能・狂言、歌舞伎役者さんは必ず心得ている作法です。
現代にこの歩き方を普通の私服でしていたらなかなかに違和感なので、
どうしても浴衣を着たときも普段通りにふるまってしまって、
服と動きとのミスマッチから、浴衣が決まらないということが起こるんです。
なにも、なんば歩きをマスターしろとは言いませんが、
夏祭りや花火大会など、直近に浴衣を着る機会があるなら、
その数日前から何回か実際に浴衣を着てみることをオススメします。
もし今、家に浴衣があるなら、今、着てみてくださいw
家の中で1日それで過ごしてみるのもいいと思います。
たとえ1日とはいえ、これで少しだけ浴衣を着慣れることができます。
そうすると、浴衣である程度動きの幅に制約がかかった状態で
どうふるまうかが自分の中で出来上がってきますので、
本番の日に浴衣を着たときの所作が周りと違ってきますよ♪
服を魅力的に着こなすことは、何より自分が自信を持って着ていることです。
「似合ってるかな？変じゃないかな？」とビクビクしながら着ていては、
魅力は半減してしまいます。
是非、自分に合ったサイズの浴衣を着慣れてみてください。
でも、
「浴衣を家で着てみたけど、どうしても鏡で見た自分の姿がイマイチなように感じる」
「痩せ型＆なで肩な僕が着ると、なんだか貧弱というか、浴衣に着られている感が出る」
という方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方に向けて、この先の章で
痩せ型男子のためのちょっとした着こなし術をお伝えします！
浴衣を着こなす男のテクニック①
痩せ型男子はタオルを使おう！
記事タイトルにもありましたが、タオルを使うことで
痩せ型男子も簡単に浴衣を着こなせますよ♪
やり方は簡単です。
お腹、腰回りにタオルをまきまきする。
これだけです。
これで何が変わるかと言うと、
まず貧弱さはなくなります。
そして、帯がしっかり定位置に固定されるので、
歩いたりしても帯が動きづらいです。
この、「帯が上がる」というのが男子が浴衣を着るときの
地味なめんどくさいポイントでして、
体をひねったり、腕を上げたり、しゃがんだりすると、
それだけで着崩れて帯が上がってくるんですよ。
いくらタオルを巻いたからといって、帯が全く上がらなくなるわけではありませんから、
気付いた時に帯と一緒に着崩れていないかのチェックを行っていくといいです。
猫背などの姿勢の悪さでも帯は上がって着くずれの原因になりますので、
姿勢もピシッと正して歩くように意識しましょうね。
浴衣を着こなす男のテクニック②
モテる男子はこういう着方をする！
最後に、男子の浴衣をもっと魅力的に見せる着こなしについて
もう少しお話ししたいと思います。
まず、基本の着付けに関しては
商店さんで浴衣を購入するなら直接聞いた方が格段に着こなせます。
一応、浴衣の着付けに関する情報サイトを載せておきますので、
ご自分で着られる方はご参考になさってください。
でじたるゆかた情報誌 ゆかたりずむ。さま
「アニメで解説！男の着つけ講座」
このサイトさんが一番わかりやすく、簡潔にまとめられていたので、
是非ご覧いただければと思います。
基本的に、浴衣は正しく着ていればどんな体系でも似合います。
先ほどご紹介した痩せ型の方向けのタオルも、
ご本人が気にならないのであれば必要ないです。
本人が自信を持って着ていればサマになりますから、
安心して浴衣を着て行っていただきたいです。
ただ、あえて着崩して、はだけさせるような着方だけはオススメしません。
動いているうちに着崩れてきて少し胸板が見えるとかは
セクシーさもあって魅力につながりますが、
自分からゴリゴリに見せに行くスタイルはいい印象にはつながりにくいです。
適宜、浴衣の着崩れには気を配って、帯の位置や合わせの位置などを
整えるようにしましょうね。
わざわざ1章設けて「男のかっこいい浴衣の着こなし、紹介します！」と
意気込んだのですが、正直、ふつうに着るのが一番決まるんですよねw
ただ、その「ふつうに着る」というのが現代人にはイメージしづらい部分もある
ということで、あえてご紹介した次第です。
(期待外れだった方、ごめんなさいです 汗)
でも、「浴衣は素敵だけど、変に着崩すとだらしないからやめてほしい」
という意見も多く、正統派の着こなしがやっぱり素敵です。
是非、オーソドックスな基本の着方で大人の魅力を見せつけちゃってください！
まとめ
前回に続き、男の子限定のお祭りファッションについてお話してきました。
鏡の前で浴衣を着て見るとわかるのですが、
最初は違和感というか、少しぎこちなくなると思うんです。
でも、何回か浴衣を着ているうちに、
「おっ♪ なんかそれっぽい♪」と変わってきます。
合わせのところに右手入れて立っているだけでなんかかっこいい…♪
みたいなちょっとした喜びがあったりもしますよw
是非、自分に合った浴衣でお祭りを楽しんじゃいましょう！
☆男性向けに浴衣や甚平について気になる情報をこちらのページにまとめてみました♪
関連記事の目次としてご利用いただけますと幸いです。
