こんにちは!
今回のテーマは、暑中見舞いをいただいた時のお返事の仕方についてです。
「暑中見舞いをいただいたからにはお返事しなきゃいけない ってとこまでは分かるけど、
具体的な書き方とかマナーが全然分からない!」という方、
結構いらっしゃるのではないでしょうか?
「マナーとかよくわかんないし、いっか」と、お返事を出さない方も意外といますから、
こうしてお返事の書き方やマナーについて調べているあなたは素敵な心の持ち主ですね♪
本記事では、
「暑中見舞いへのお返事はこういう風に書こう!テンプレートをご紹介!」
「これだけは覚えておいてほしい”暑中見舞いと残暑見舞いの違い”」
「暑中見舞いのお返事を書く際に気をつけたいマナーとは?」
という3部構成で、暑中見舞いのお返事の書き方のポイントをお伝えしていきますよ!
是非参考にしてみてくださいね♪
目次
暑中見舞いの返事の書き方は?
では、さっそくお返事の書き方についてお話していきましょう。
「暑中見舞い」と聞くと、
“昔から受け継がれてきた、日本伝統の、なんだか堅苦しいもの”
という印象を受けてしまい、
「書き出しや終わりの挨拶、季節の言葉などを入れなきゃいけないのかな…?」と
不安になっている方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、その心配はありません。
お見舞いはがきへのお返事は、いろんな意味で年賀状みたいなものだとご理解ください。
年賀状って、「謹賀新年」とか「空けましておめでとうございます」みたいに
お決まりの挨拶のあとに、近況報告を書き込んだり、
「今年もよろしく!」のようなポップな挨拶で締めたりしますよね?
暑中見舞いなどのはがきも、まさにその感覚に近いです。
最初に「暑中(残暑)見舞い申し上げます」と決まり文句を書いた後は、
近況報告などを簡潔に書いて、
「まだまだ暑いのでお体大切にしてくださいね」と書いて締め、といったイメージです。
よっぽど目上の方に送るお手紙でない限り、文章の形式や型にこだわる必要もないので、
ある程度ラフに書いても大丈夫ですよ♪
(むしろ、コテコテの社交辞令満載のお手紙になるより好印象だと思いますw)
今回は、暑中見舞いをすでにいただいていて、
そのお返事を書くというシチュエーションですから、
近況報告などに入る前にお手紙を頂いたことへのお礼を書けば
それだけでバッチリです♪
具体的な例をあげますと、以下のようなイメージですね。
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暑中(残暑)見舞い申し上げます。
先日は暑中お見舞をいただき久々に懐かしく拝見しました。
ありがとうございます。
おかげ様で、この夏の異常気象にもめげず、
何とかしのぎやすい秋を迎えることができた次第です。
【※ここで、簡単な近況報告を書くといいと思いますよ】
夏の疲れが出やすい頃ですから○○さんも気をつけてお過ごしくださいませ。
遅ればせながら、お見舞お申し上げます。
ではまたお目にかかる日を楽しみにしております。
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これでも、かなり丁寧に書いていますw
「めちゃくちゃお世話になった恩師+長年会っていない」とかなら
これくらいの距離感でもいいと思いますが、
そうでないなら、もう少しくだけた表現を盛り込んだ方が好印象だと思いますよ♪
ただ、文章の構成自体はとてもシンプルですので、参考にしていただきやすいか思いますので、
ぜひこれをテンプレートにして、お返事を書いてみていただければ幸いです。
さて、例文の中でもちょくちょく混在していた
「暑中見舞い」と「残暑見舞い」の違いってなんなの?という点についてですが、
“「暑中見舞い」のお返事は「残暑見舞い」として出す”と思っている方!
それ、違うんです。
次の章でくわしくお話ししますね。
暑中見舞いの返事は残暑見舞いで出すってホント?
前の章の最後で若干ネタバレしましたが、
この章のタイトル「暑中見舞いの返事は残暑見舞いで出すってホント?」に
早速お答えしてしまいますと、大ウソですw
暑中見舞いと残暑見舞いの違いはただ一つ。時期が違うんです!
一般的に、
暑中見舞いは梅雨明けから立秋の前日まで、
残暑見舞いは立秋以降から8月いっぱいまで といわれています。
立秋の日は、暦によって変動するため、年によって日付が違います。
カレンダーを見てみると、8月の序盤のどこかにはあると思いますので
探してみてください♪
ただ、お気づきの方も多いと思いますが、
どちらも伝えたいことは
「まだまだ暑いですが、体調を崩さないよう気をつけてくださいね」というものです。
そのため、”送る時期によってお手紙の名前が変わるだけで、内容はほぼ一緒“と
思っていただいて問題ないです。
「お返事とはいえ、私もしっかり暑中見舞いを書きたい!」という方は、
以下の記事で詳しい書き方やちょっとしたコツをご紹介しています。
残暑見舞いを目上の方に送るときの例文をご紹介!印象の良い書き方は?
失礼にあたらないオリジナリティの出し方などもご紹介していますので、
これに、お手紙を頂いたことへのお礼の言葉を添えれば立派なお返事になりますよ♪
是非合わせてご覧くださいね!
暑中見舞いの返事にまつわるマナーって?
さて、最後に暑中見舞いに関するちょっとしたマナーのお話をしたいと思います。
といっても、ものすごく当たり前のことです。
それは、お返事は早めに出しましょう!ということです。
「うん。そりゃそうでしょうね。」と呆然としている方も
いらっしゃるかもしれませんねw
でも、こと暑中見舞いに関しては、意外と注意すべき点なんです。
先ほど、暑中見舞いと残暑見舞いの各時期についてお話ししましたが、
もし、切り替わりの時期ギリギリに
相手から暑中見舞いが届いたら、あなたはどうしますか?
「立秋まであと2日だけど、相手に届くころには立秋過ぎてるかも…」
「でも、意外と早く届いたら立秋前に残暑見舞いが届いちゃうしなぁ…」
と、色々モヤモヤしてくると思いませんか?
この場合の正しい対応は、あくまで早さを重視することです。
つまり、暑中見舞いにするか残暑見舞いにするかはどっちでもいいから、
とにかく早いうちにお返事を送ることが大切です。
だいぶ 元も子もないことを言っているような気がしますが、
前の章でもお話したとおり、暑中見舞いと残暑見舞いは内容的にはほぼ同じものです。
であれば、早くお返事を出すに越したことはないと思います。
正直、相手方も
「立秋を過ぎたのに暑中見舞いを送ってくるとはなんと失礼な!」
なんて怒ったりしないと思います。
最初にもお伝えしたとおり、ラフに、ラクに構えていて大丈夫なので、
早めにお返事を出すことを心がけてくださいね。
まとめ
今回は、暑中見舞いをいただいた際のお返事の書き方についてお話ししました。
ぜひ、楽しんで書いていただくと、
相手にもその気持ちが伝わると思います。
参考になりましたら幸いです♪
ではまた~