スイカの果糖は太る？食べ過ぎても痩せる？正しいのはどっち？

投稿日：2018年7月10日更新日：2019年8月20日

こんにちは！

みなさんは、以下のようなことを言われたことはないでしょうか？

「すいかの糖分は『果糖』だから吸収されやすくて太る原因になる」

↑これ、私の場合は小さいころ母親から言われました。
みなさんも、1度は誰かに言われたりなにかで見たりした経験があると思います。

でも、その真逆の内容である、こんなようなことを言われたことはありませんか？

「すいかはほとんどが水分だから、食べ過ぎても太らないし、むしろ痩せる」

“いったいどっちがホントなのさ！”って叫びたくなっちゃいますw

というわけで、本記事では
「すいかの糖分は『果糖』だから吸収されやすくて太る原因になる」
「すいかはほとんどが水分だから、食べ過ぎても太らないし、むしろ痩せる」
という相反する2つの説を検証し、どちらが正しいのかをバッチリお伝えしようと思います！

ぜひ参考にしてみてくださいね！

スイカの果糖は太る原因になる？

ではまず、「すいかの糖分は『果糖』だから吸収されやすくて太る原因になる」について
見ていきましょう。

果物に含まれる糖分を総称して「果糖」と呼び、
比較的人体に吸収されやすい糖類に分類される糖分になります。
そして、すいかは果物の中でも甘さが際立った食材ですので、
「すいかは果糖が多い」→「体に吸収されやすい果糖の多いすいかは太りやすい食材」
という理屈になるのかと思います。

さて、ここからその真偽について考えていきたいのですが、
そもそもすいかのカロリーってご存知ですか？

すいかのカロリーは、100gあたり約37kcalです。
1切れ分美味しくいただいたとしたら、1切れ500gとするとだいたい185kcalくらいですね。
この185kcalという値が高いのか低いのかは人によって違うかもしれませんが、
私としてはそこまで肥満に直結するカロリー値ではないと思います。

というのも、一般的な板チョコ1枚130gのカロリーは約759kcalくらいなのですが、
このカロリーをすいかで摂取しようとすると、大きめに切ったすいかを4、5切れほど
食べなくてはならない計算になります。
こう考えると、満足度や満腹感で言えば、間違いなくすいかの方に軍配が上がります。

しかもすいかは植物ですので脂質がほぼゼロですから、そういった意味でも
太りやすい食材とは言えません。

では、すいかは太りやすい食べ物ではない！ということがわかりましたが、
食べ過ぎても太らないダイエット食材なのか？という点について、次の章で見ていきましょう。

スイカは食べ過ぎても太ることはないってホント？

では「すいかはほとんどが水分だから、食べ過ぎても太らないし、むしろ痩せる」について、
その真偽のほどを確かめていきましょう。
先ほどの章で「すいかは脂質がなく、比較的カロリーも低いため太りやすい食材ではない」と
結論付けました。

ただ、いくら食べても太りにくい食材だとしても、食べ過ぎたら太ります。

これはすいかに限らず、カロリーのあるすべての食材に共通して言えることで、
どんなにカロリーの低い食材でも食べ過ぎてしまえば太る原因になってしまいます。

すいかはそのほとんどが水分でできているので、
食べ過ぎることで体内の水分量のバランスが崩れ、体がむくんでしまうことも考えられます。
「すいかダイエット」と称して、すいかを主食のように扱って
すいかをたくさん食べるダイエット法が一時期流行りました(？)が、
栄養が激しく偏ってしまうのでオススメしませんし、なにより飽きますw

すいかは確かに低カロリーで太りにくい食材ですが、
食べ過ぎにはくれぐれも注意しましょう。

結局のところスイカは太るのか痩せるのか？

ここまで、すいかは太るのか？痩せるのか？について見てきましたが、
結局のところ、すいかは食べ過ぎなければ太らないという結論に行きつくかと思います。

おやつの時間に1、2切れ食べるとか、食後のデザートに少し食べるとか、
そういった食べ方ならまず太らないと思います。
もし太った場合は、それはすいかのせいではありませんw
すいかには利尿作用もあるので、少し食べる程度で抑えておけば、
体の余分な水分を排出してくれる効果も期待できます。
(食べ過ぎると逆にむくみますがw)

トータルで考えれば、
お菓子を食べるよりすいかを食べる方が健康的なおやつになりますよ♪