こんにちは!
今回も引き続き、加賀旅行記になります。
前回の記事では、宿泊した宿のレビューをまとめました。
料理自慢の宿ききょうさんにお世話になり、
目当てのカニ料理を思いっきり堪能しました~♪
(詳しいレビューをご覧になりたい方は、以下の記事をご参照ください)
続・加賀旅行記!料理自慢の旅館ききょうでお腹も心も大満足!
大満足のまま加賀旅行初日を終え、
翌日もおいしい朝食を頂き、
お風呂やお部屋でリフレッシュし、
名残惜しい中、チェックアウトの時間になりまして、
東京に戻るにはまだ早いな と思い、
何かもう一つ北陸ならではの思い出を作って帰りたいな~ と
考えた結果、
本場のぶりしゃぶを食べて帰ろう! と決めました。
冬の北陸はやっぱり海の幸が美味しいですからね~!
カニは宿で思いっきり満喫しましたから、この際ぶりもいただいて、
北陸の海の幸を食べつくそう!と。
ふっ 我ながら完璧なアイデアだと、自分を褒め倒しましたねw
早速、宿周辺でぶりしゃぶを提供しているお店を検索してみると、
おいしそうなお店がたくさん出てきたのですが、
どこもおいしそうで優劣がつけられないし、
土地勘がないので、現在位置から近いのか遠いのかイマイチ掴めず、
結局決めきれませんでした…
なので、「ここは地元の方に聞くのが一番!」と思い、
宿の女将さんや送迎車の運転手さん、フロントの方にも
「ここらへんで美味しいぶりしゃぶが食べられるお店教えてください!」と
聞いてみたんです。
すると、衝撃の事実が…
目次
意外な盲点その①
その衝撃の事実とは…
「ぶりしゃぶをランチで提供しているお店がほとんどない!」
ということです!
ここまでこの記事を読んでくださった皆さんの中には、
途中で薄々気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、
私にとっては考えもしなかった意外な盲点でした 汗
普段、居酒屋や飲み屋さんには全くいかないので、
なんていうんでしょう?
料理の時間間隔?(このご飯は夜、この料理は一日中OKみたいな感覚)
みたいなものが欠落しているんでしょうね…
宿のみなさん総出で色々調べていただいたのですが、
やはり昼にぶりしゃぶを食べて帰るプランは難しそうとのことでした。
でも、女将さんから、
「加賀周辺にはお店が無くても、金沢駅まで出れば、
昼も営業しているお店があるかもしれない」とアドバイスを頂きました。
私の帰りのルート的に、もともと金沢駅は経由する予定だったので、
交通費を余計にかけることなく寄り道できる事もあり、
最後の望みを金沢駅周辺のお店に託すことにしました。
まだ望みはある!と自分に言い聞かせ、
宿から加賀温泉駅までの送迎車に乗り込み、宿をあとにしました。
このとき、送迎車には運転手さんと私の二人だけだったので、
運転手さんと色々なお話ができました。
運転手さんにも、ぶりしゃぶのお店探しを相談したので、
金沢駅周辺でお店を探すことになったということを伝えると、
運転手さんから唐突に衝撃の一言が…
意外な盲点その②
運転手さんが放った衝撃の一言とは…
「現地の人たちは、ぶりしゃぶってあんまり食べないんですけどね」
…えっ? ってなりました。
少し時が止まりました。
詳しく話を聞いてみると、
北陸の方たちはぶり自体は冬のごちそうとしてよく食べるのですが、
ぶりしゃぶという食べ方をあまりしないのだそうです。
現地の方々がぶりを食べるときは、
あのコッテコテの脂を楽しむそうで、
お刺身やぶり丼、ぶり大根などで食べるのが一般的とのことでした。
ぶりしゃぶは、ぶりの脂を適度に落としていただく食べ方ですから、
現地の方の食べ方とは真逆の方向に位置していて、
いわゆる観光客向けのメニューなんだそうです。
ですが、この情報はめちゃめちゃありがたいですよね!?
ぶりしゃぶをランチで食べられないかもしれないというピンチに、
むしろ現地ではお刺身でいただくことが多いと聞けば、
海鮮丼やお刺身定食を提供しているお店を探せばいいわけで。
一気にミッションの難易度が下がりました♪
やがて加賀温泉駅に着き、
運転手さんに丁寧にお礼を言ってお別れし、
特急乗って金沢駅へ!
ここから私の ぶりのお店探しの旅スタートです!
まずは、一通り金沢駅の駅ナカを見てみることにしました。
金沢駅の駅ナカは、改札口を中心に2棟あって、
一方はお土産やグルメのお店が固まっている観光客向けコーナー、
もう一方はファッションショップやファストフード店が軒を連ねていて、
主に現地の方が利用する棟になっていました。
後者の棟にはスヌーピータウンショップなんかもあって、
スヌーピー大好きな私はそこでガッツリ足止めを食らってしまいましたw
「いやいや、ぶりのお店を探さなくてはっ」と我に返り、
金沢店限定デザインのクリアファイルを購入して(結局買いましたw)、
お店をあとにしました。
引き続き駅ナカをうろうろしていると、観光案内所があったので、
「金沢駅周辺のお店も含みで聞いてみよう!」と思い、
お昼にぶり料理が食べられるお店を調べていただきました。
やはり、ぶりしゃぶとなると、ランチで提供しているお店はほとんどなく、
教えていただいたお店は海鮮居酒屋さんや割烹料理屋さんでした。
いくつか金沢駅外のお店も教えていただいたのですが、
最後に、「コスパ的には駅ナカの海鮮問屋さんがおいしくてオススメですよ」とのこと!
駅ナカに海鮮丼屋さんなんてあったっけ!?と、
再び駅ナカを一周してみると、確かにありました。
(私が単純に見逃していただけでした)
「魚菜屋」というお店さんで、板さんの掛け声が飛び交う
活気のあるお店でした。
色々迷った結果、「のど黒と日本海の魚達」(税抜き2,300円)という海鮮丼を注文。
のどぐろも、北陸の高級魚として有名ですからね~
目当てのぶりも乗っていることを板さんに確認して、
ワクワクしながら待っていると…
きました!
早速ぶりを一枚いただくと、
めっちゃおいしい!
臭みなどは全然なくて、ほんのり甘くて
そしてコッテコテの脂!
送迎車の運転手さんが言っていたのはこれかw と。
人生初の のど黒も体験でき、大変おいしくいただきました。
正直、最初は駅ナカのお店ということもあり、
そこまで期待はしてなかったんです。
今考えるとめちゃくちゃ失礼な考えだったと反省しております。
ほんとにおいしかったです!
まとめ
今回は、加賀旅行2日目の「ぶり探しの旅」についてお届けしました。
紆余曲折ありましたが、無事美味しいぶりを食べることができたのは、
宿の方々や観光案内所の方など、現地のみなさんのおかげです!
ネットのレビューなどは観光客が書いたものが多く、
本当にその地域周辺で美味しいお店はそこからは読み取れないことが多いので、
実際に現地で暮らす方々に聞くのが一番確実だと実感しました。
カニ、ぶり、のど黒と、北陸の海の幸を大満喫した
今回の加賀旅行記は、あと少しだけ続きます!
是非最後までお付き合いくださいね!
ではまた~