こんにちは!
みなさんは、夏休みの宿題、もう終わりましたか?
夏休みの宿題で、問題集がたっぷり出されたという方も
もちろんいらっしゃると思いますが、地味に大変なのが、
夏休みのポスターではないでしょうか?
私が学生の頃は、毎年最後の最後まで後回しにしてしまい、
夏休みの最終日とかに勢いで何とか仕上げていました 汗
絵に苦手意識を持っている人にとっては、あるあるなのではないでしょうか?
いざ2学期が始まって、友だちの作品を見てみると、
その出来栄えの差にがく然とする…みたいな経験、私は何度もありますw
ただ、そういった結果になるのにはきちんと理由がありまして。
当時の私はデザインというものを全く考えていなかったんです。
絵が苦手という人でも、デザインをしっかり練ることで、
伝えたいことが強調され、インパクトのある
いいポスターを描くことができるんです!
「テーマは決めの段階から手が止まってしまって…」と
思考停止してしまったそこのあなた!
「人物の絵は特に苦手だから、人間を描くことなくポスターを仕上げたい!」と
考えているそこのあなた!
今回は、そんな方々のために、
テーマ選定と、テーマに沿ったデザインの決め方、
人物を描かずにポスターをしっかり仕上げる方法をまとめてご紹介していきたいと思います。
是非、参考にしていただき、
ポスターの宿題をパパッと片づけちゃいましょう!
目次
夏休みのポスターはテーマ決めが大切!
多くの場合、学校から
「何でもいいからポスター描いてきて」という宿題を出されることは少なく、
「環境にまつわるポスターを描いてきて」とか、
「薬物・非行・防犯・人権の中から一つ選んでポスターを描いてきて」
という具合に、あらかじめ選べるテーマの範囲が指定されているケースがほとんどです。
そのため、自分が全く興味のない分野をテーマに選んでしまったりすると、
デザインやインスピレーションどころか、それ以前にやる気が出ず、
作業が滞ってしまいがちになります。
なので、まずテーマを選ぶ時に、少しでも興味のある分野を選ぶようにしましょう。
ここでいう「興味」とは、何もテーマに対しての興味だけではありません。
「薬物の怖さを前面に押し出した、ホラーなポスターを描いてみようかな」とか、
「抽象的な絵なら何となく描けそうだから、人権をテーマにしてみようかな」とか、
“こういう絵なら描きやすそう”、”このタイプの絵を描いてみたい”といったように
描いていく絵に対する興味でも全然問題ありません。
むしろ、「よし!こういうタイプの絵を描こう!」とイメージがわけば、
具体的にデザインを決めていく際も苦痛に感じづらく、楽しんで作業をすることができます。
では、実際にデザインを具体的に決めていく手順についてお話していきますね。
ここが、この記事の一番のポイントになると言っても過言ではありませんので、
是非、覚えておいていただきたい内容になります。
次の章でくわしくお話しします!
夏休みのポスターのデザインが決まらないときは?
テーマが決まったら、
そのテーマをもとにデザインを決めて行くことになりますが、
デザインが思いつかないという方の多くは、
「そもそもデザインのボキャブラリーがない」という場合が多いです。
普段から絵に苦手意識を持っていて、絵を描いたり見たりすることを
あまりしない方ほど、そもそも絵というものに触れていないため、
デザインを見慣れておらず、結果、デザインが思い浮かばないという
事態を引き起こすわけです。
では、その対策として何をするべきか?
答えは簡単です。
お手本となるデザインをたくさん見ればいいのです。
もちろん、「今から美術館に行っていい絵をたくさん見てこい!」
なんて言うつもりはありませんw
わざわざ出かけたりしなくとも、
インターネットを使えば、お手本のデザインが見放題です♪
例えば、「薬物の危険性」というテーマで
ポスターを描くことに決めたとしましょう。
検索サイトの検索窓に「ポスター 薬物禁止」と入力して、
表示項目を「画像」に設定してみましょう。
そうすると、薬物禁止にまつわるポスターが
ズラッと表示されますよね?
デザインに困ったときのとっかかりとしては、
こうやって表示されるポスターたちをお手本として、
デザインのボキャブラリーを貯めることをオススメしています。
もちろん、表示されたポスターのデザインを
そっくりそのままコピーするのはダメですよ。
あくまで、参考にするんです。
「この書体、怖さが引き立ってていいな」とか、
「こういう色使いをすると不気味さが表現できるな」とか、
「とにかく、真ん中にでっかく描かれたドクロがインパクト大!」みたいに
自分が描こうとしているポスターにも応用できそうなポイントを
頭の中にストックしていくことを意識しましょう。
テーマを選ぶ際に、自分が少しでも興味を持てそうなテーマに設定できていれば、
お手本のポスターをたくさん見ているうちに
「自分はこういう風に描こう」といった具合に、少しワクワクしてくると思います。
こうなればもう勝ったも同然ですw
あとは、鉛筆などで軽く下書きをして、
絵を描いていく作業にうつるだけです。
絵の具での着色が苦手という方は、ポスターカラーやアクリル、
極端な話、色鉛筆やクレヨンを駆使して描いてもいいと思います。
事前に学校に使用許可をもらうことが一番ですが、
夏休みの宿題一覧のところに「絵の具のみ可」などの注意書きがない限り、
特段問題となることは少ないと思いますから、自分が使いやすい画材を使うのも
ポスターをストレスなく仕上げるポイントになります。
ぜひ、試してみてくださいね♪
夏休みのポスターを描く際のコツをご紹介!
最後のこの章では、
夏休みのポスターに関するちょっとした注意点をお話ししますね。
先ほど、「お手本として色々なポスターを見て、デザインの参考にするとよい」
といったコツをお伝えしましたが、この方法を用いる際、
1つだけ注意していただきたいことがあるんです。
選んだテーマにもよるのですが、
あまりにもホラー要素の強いポスターに感化されて、
そのイメージをポスターにしてしまうと、
夏休みのポスターとしては怖すぎるものが仕上がったりしてしまうんです。
「別に 問題ないんじゃない?」と思われるかもしれませんが、
過去にこんな事例があります。
ある学生が、薬物の危険性を伝えるポスターを描こうとして、
海外のポスターを参考にして自分の作品を仕上げたのですが、
その絵がかなりホラーかつグロテスクだったため、まわりの保護者から
クレームが来てしまったそうです。
クレームをつける親も親ですが、
確かに海外のポスターは表現がダイレクトで、
なおかつ、かなり刺激的な画風のものも多いですから、
そういった絵を参考にする際は注意が必要です。
人権などのテーマを選んだ方は一見関係のない話のように思えますが、
参考にした絵が実は宗教色の強い絵で、
知らず知らずのうちに自分の絵に取り入れてしまうと、
あらぬ誤解を生んだりする可能性も否定はできません。
とにかく、
①お手本のポスターの絵は、あくまで参考にする程度にとどめておくこと
②刺激的、宗教的、その他過激な表現や描写は避けること
この2点をしっかり守って、ポスターを描いてくださいね。
まとめ
今回は、夏休みの宿題で出るポスターについて、
テーマ決めとデザイン設定についてお話ししました。
ぜひ、自分の色を出して
あなたにしか描けない素敵なポスターを仕上げてくださいね。
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