こんにちは!
みなさんはこの夏、お出かけの予定はありますか?
長めのお休みを取って、家族で旅行!なんていうのもいいですよね~♪
もし、国内旅行をお考えの場合は、
秋田県で名物のお祭り、竿燈(かんとう)祭を見に行くというのはいかがでしょうか?
家族連れでも楽しめる、秋田県伝統のお祭りで、とっても盛り上がる素敵なお祭りです。
夏休みのいい思い出になること間違いなしですが、
初めて行くお祭りって、なにかと心配事がつきまといがちですよね?
「荒々しいお祭だったりしたら、子どもを連れて行くのはちょっと心配…」
「どんな風に楽しむお祭りなの?」
「観客も参加型のお祭りなのか、それとも見ているタイプのお祭りなのか知りたい」
などなど、
特に家族旅行で行こうと考えている方にはお子さんに危険がないか、
家族全員で楽しめるかといったポイントが気になってくると思います。
そこで、今回は、
秋田竿燈祭について、
「安全なお祭り?」
「お祭りの楽しみ方は?」といった点について詳しくお話ししつつ、
よりおトクに楽しむためのコツも教えちゃいますよ♪
目次
秋田竿燈祭の楽しみ方は?子どもを連れて行っても大丈夫?
まず、お祭りの簡単な内容ですが、
昼の部と夜の部に分かれており、
それぞれで竿燈を用いた演技(演目)を観覧する形となります。
基本的に、昼の部が競技会、夜の部がエキシビジョンといった感覚になっており、
昼の部でさまざまな団体が各々磨いた演技を披露して競い合い、
夜の部は演者もお客さんもみんなで一緒にお祭りを楽しもう~ といった形ですね。
特に、お祭り最終日の夜の部は、
もう最後ということで、盛り上がりは最高潮に達しますね。
基本的に、観覧が主な内容になりますので、
お客さんが危険にさらされることはまずないと考えていただいて大丈夫です。
地元の人でにぎわうお祭りですが、観光客の方も多く訪れており、
人が多くて全然見えない!ということもしばしばです・・・ 。
沿道でも細長い通りを通っていくので、真ん中付近は比較的空いていますが、
とはいえ微々たる差ですので、家族全員での移動はなかなかに大変かもしれません。
(とは言いつつも、家族向けにゆったり楽しむ裏ワザがあるので後述しますね♪)
それだけ、地元でも毎年大人気の大がかりなお祭りです。
ですが、人ごみを制して何とか場所取りに成功した暁には、
太鼓による演奏と、竿燈の演技を間近で見ることができるので、
すごく迫力があります!
ただ、小さなお子さんや、大きな音が苦手という方は
少し太鼓の演奏が気になるかもしれませんね 汗
(別にそこまで爆音ではありませんが、せっかくお祭りに行ったのに、
お子さんが音に怖がって終始泣きっぱなし…
なんてことになったらもったいないですからね)
そういう場合は、近くのホテルなどを予約し、
高いところからお祭りの様子を見るのも良いと思います。
目の前で縁起が繰り広げられる臨場感こそありませんが、
竿燈の集合体がとてもきれいで、風景としてものすごく楽しめるんです!
とはいえ、私としてはやはり
現地で、間近で見ることをオススメします。
ちなみに、演技を披露するのは
腕を磨きぬいた大人の方たちから地元の小学生まで幅広く、
みんな15キロ以上もする竿燈を持って練習の成果を披露するわけです。
演技を披露するお子さんの親御さんは涙ものでしょうね~
これを間近で見ないのはもったいない!
ただ、ここまでお読みいただいた方の中には、
お祭りを間近で楽しむのは、
物理的に難しいと考えている方もいらっしゃるかもしれませんね。
「でも、うちは大家族だからゾロゾロ移動するのはちょっと…」
「我が家にはまだ小さい子どもがいるから、
落ち着いてお祭りを見られる場所があると嬉しいんだけど・・・ 」
という方々もいらっしゃるのではないでしょうか?
「そう それそれ!」と思ったあなた!
大丈夫です。
秋田竿燈祭には、最前列の特等席で落ち着いてゆっくりとお祭りを楽しめる
「観覧席」なるものがあるんです!
観光客にこそオススメの観覧席、
次の章でくわしくお話しします!
秋田竿燈祭の観覧席って何?
秋田竿燈祭を見に行くことが決まっていて、
小さいお子さんがいたり大家族の方は、観覧席の予約がオススメです。
観覧席は、中央分離帯にひな壇状に組み上げた席で、
頭上に街路樹がかかるほうがA席、樹が無い方がS席となっています。
値段は、A席が2000円、S席が2500円です。
世間一般の観覧席と比べてもコスパはいい方かと思います。
なにより人混みに揉まれることなく、落ち着いてゆっくりお祭りを観覧できますし、
一般のお客さんよりもっと間近で、特等席で見ることができるのが魅力ですね。
場合によっては、竿燈がバランスを崩して自分たちの方に倒れそうになったりしますから、
そのスリルも楽しめます。
あ
ほんとに倒れてきたりはしませんから安心して大丈夫ですよw
実際に 毎年竿燈を持って演技を披露している方の話なのですが、
観覧席のお客さんには、やはり手厚くサービスしてしまうそうです。
近さを活かして、お子さんにはハイタッチをしたり、
チームの中でも特に上手いエースがよく見えるような陣形にしたりしちゃうそうですw
演者の方たちはみなお客さんに楽しんでもらおうと一生懸命練習し、
日々鍛錬を積んできましたから、
わざわざ観覧席を予約して、お金を払って最前列で見に来てくれるのが
嬉しいのだそうです。
演者の方々も人間ですからね♪
とにかく、
「落ち着いてお祭りを楽しみたい」、
「間近で演技を見たい」、という方には観覧席が間違いなくオススメです!
秋田竿燈祭は体験コーナーもある!?
「竿燈祭は見るのもいいが、実際にやると10倍楽しい!」と
地元の方々は口をそろえて言います。
ですが、観光客が飛び入りで参加できるほど簡単なものではありませんし、
そもそも飛び入り参加は原則できません。
ですが、1つだけ例外というか、竿燈を実際に体験するチャンスがあるんです!
それは、夜の部の最後に催される、「ふれあいタイム」というものに参加することです!
お祭りの期間中、毎日夜の部の最後に「ふれあいタイム」という
体験コーナーが催されており、実際に竿燈を持つなどの体験ができます。
お子さんなども体験できますから、
お祭りでプロの演技を見てテンションの上がったお子さんに、
演者気分を体験させてあげることができますよ♪
他にも、大人向けのお楽しみポイントとして、
「『戻り竿燈』を観覧する」という手もあります。
「戻り竿燈」は、夜の部が終わった後、
各竿燈会が地元町内に戻ってからユル~く演技を披露してくれるものになります。
戻り竿燈まで観覧する人はかなり少ないので、
間近で、時には競技者の方々と会話を交わしながら見ることも可能ですよ。
また、お祭り以外で言うと、
通町というところに「ねぶり流し伝承館」という施設があるのですが、
そこでも竿燈を実際に持ったり、太鼓をたたくなどの体験ができるコーナーがあります。
ここで実際に体験をしてからお祭りで競技者の方々の演技を見ると、
より一層すごさや迫力が伝わってくるかもしれませんね。
まとめ
秋田竿燈祭は、一言で言うと五穀豊穣の祈年祭です。
諸説ありますが、竿燈を稲穂に、提灯を米俵に見立てて、
秋の方策を祈願するお祭りとされています。
字面だけ見ると儀式的な面が多いですが、
それをお祭りにまで昇華させた秋田県民のみなさん、さすがです!
って感じですね。
是非、北の大地で
夏に素敵な思い出を作ってください!