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夏休み

読書感想文の書き方のコツを伝授!書き出しの内容や全体の構成は?

投稿日:2018年4月24日 更新日:

こんにちは!

読書感想文って、みなさんはどうやって書いてますか?

「あらすじだらけの読書感想文はあまりよろしくない」とか
「『おもしろかったです!』みたいな感想じゃダメ」とか

あれはダメ、これもダメと、禁止事項は多いくせに
「じゃあ どういう風に書いていけばいいの?」ということについては
全然教えてくれないですよね~

じゃあ 読書感想文の書き方について1記事書いちゃおう!
と思い、この記事を作成しました♪

読書感想文って、結構特殊なタイプの作文なんですよ。

日記には日記の書き方があるように、
読書感想文には読書感想文の書き方がちゃんとあるんです

「読書感想文の書き方のコツを教えてほしい!」
「最初の書き出しってどういう風に始めればいいの?」
「感想文全体の構成って、具体的にどうするのがベストなの?」

などなど、読書感想文を書く上で気になる疑問について解説していきますよ!

ぜひご参考にどうぞ!

※「とにかく、楽に読書感想文を終わらせたい!」という方はこちらの記事もご覧ください!
読書感想文の書き方は簡単!楽に済ませるにはあらすじをうまく使え!

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読書感想文の書き方のコツって?

先ほど、「読書感想文には読書感想文の書き方がある」とお話ししました。
これはどういうことか?
具体的に申しますと、
「課題図書を読んで感じたこと、印象に残ったことを
自分自身に落とし込んで、感想のみを述べる」
という感じになります。
 
 
ん?余計わからなくなったぞ? という方もいるかもしれませんね。
 
 
ここでポイントになるのが、
“自分自身に落とし込んで”“感想のみを述べる”
という点になります。
 
 
まず一つ目の“自分自身に落とし込んで”という点について、
もう少し詳しくお話ししますね。
 
 
学校から指定された本でも、自分で選んだ本でも、
実際に読んでみるとわかるのですが、
印象に残った部分って、あんまり沢山あるものではないんです。
 
 
多くて3、4か所だと思います。
その印象に残った箇所をただ羅列しても原稿用紙は全然埋まりませんし、
仕方ないから引用部分を多くしたりして、
結果イマイチな読書感想文になってしまうことも少なくありません。
 
 
そこで、印象に残ったことについて、
「自分だったら主人公と同じことができたか?」
「自分の今の状況とどこが同じでどこが違うのか?」
「主人公にあって自分にはない部分は何か?」といった具合に、
その都度「自分だったら…?」という思考をはさむんです。
 
 
これにより、
自己分析を含めた深い内容の感想を書くことができます。
正直、印象に残った箇所ごとに上記の方法を実践し、
深く書いていくことを意識すれば原稿用紙3、4枚くらいなら余裕で埋まります。
 
 
ここで、先に述べたポイントの2つめ“感想のみを述べる”が活きてくるのですが、
「自分だったら…?」という思考を持って感想文を書くことで
あらすじなどを書くという思考は出てこなくなるんですよ。
みなさんが書くのは「読書感想文」ですから、
あらすじはもちろん、その本を選んだ理由や経緯なども本来は不要なんです。
 
 
せっかくですから、読書感想文らしく、感想に終始した
“真の読書感想文”を是非書いていただきたいです。
 
 
“真の読書感想文”に書くこととしては、
本を読んで感じたこと、印象に残ったことに自分自身を絡めた内容や、
「この本を読んでこういうことを意識するようになった」とか
「自分に足りない部分はこういう点だと感じ、克服のために○○をしていこうと思う」
のような、決意表明に近い内容を書いてもいいと思います。
これらの内容も、本を読んで感じたことからの派生した思考になりますので、
問題ないと思いますよ♪
 
 
さあ、書くことはだいぶわかっていただけたでしょうか?
では、ここからはちょっとテクニック的なお話に入っていきましょう。
読書感想文の書き出しの内容や、全体の構成の仕方について、
順にご説明していきますね。

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読書感想文の書き方①書き出しって何を書けばいいの?

では、さっそく書き出しの内容についてお話していきますね。
 
 
意外と難しいですよね。書き出しって。
わかります。めちゃくちゃわかります。
 
 
何とか本は読み切ったけど、
いざ感想文を書こうと思って原稿用紙を前にしたら
「…書き出し、どうやって始めよう?」といきなりデカい壁にぶち当たり、
数十分悩んだ結果、「また今度やろっ」と後回しにしてしまう… みたいなw
(↑私も学生時代に何度も経験しましたよw)
 
 
でも大丈夫です!
オススメの方法がありますよ!
 
 
それは、
「意味深なフレーズで書き始める作戦」です!
(ダサいとか言わないでくださいw)
 
 
本を読んでいて、印象に残った部分がいくつか出てくると思いますが、
印象の残り方っていくつかタイプがありますよね?
 
 
登場人物のセリフが印象深い場合や、
場面全体に心動かされる場合、
自分自身と重ね合わせたときにとても共感できたという場合など、
実に様々だと思います。
 
 
そこで、その印象に残った場面を象徴するフレーズを
読書感想文の書き出しとして最初にババン!と提示してしまおうという作戦
です。
 
 
印象に残った登場人物のセリフを引用するもよし、
心動かされた場面の描写を引用するもよし、
自分と重ね合わせて、自分が感じた率直な感想を一言で書くもよし、
 
 
とにかく、「ん?何?何が始まるの?」と思わせるような、
読み手を惹きつける出だしにできるといいですね。
いわゆる、主題や伝えたいことを先に書いて、
後から詳細を説明する「結論先行型」というタイプの文章の書き方になります。
 
 
結論先行型は、読み手の心をつかむだけでなく、
書き手にとってもその後のペンの進みが違うというメリットがあります♪
 
 
書き出しにキャッチ-なフレーズを提示してしまえば、
その先は場面や自分の体験と絡めて感想を詳しく述べていけばいいわけですから、
原稿用紙2枚くらいは使ってしまうかもしれません。
 
 
逆に、よくありがちな例として、
「○○という本を読みました。
この本は~~~~~~という内容で、~~~~~といった本です。」
というような、あらすじの説明から入るのは好ましくありません。
 
 
先にも述べたとおり、あらすじはそもそも書く必要がないことであり、
読み手にとっても読んだ本のあらすじは別に知りたいわけではないので
余計なお世話になってしまいます。
ぜひ、書き出しは結論先行型で読み手の心をガシッとつかんじゃいましょう!

読書感想文の書き方②全体の構成ってどうすればいいの?

この章では、読書感想文の全体的な構成についてお話していきますね。
 
 
正直、読書感想文において全体の構成まで考慮して書く必要はあまりありません。
今さら元も子もないことを言いますが、
読書感想文は先生を喜ばすためでも、
成績を上げるための手段でも、
賞をもらうために躍起になって書くものではないと思います。
 
 
本を読んで、自分が感じたことを文字にして形に残しておき、
数十年後、引き出しに入っているのをたまたま見つけて読み返してみて、
「あのころはこんなことを思ってたんだ~」という風に
懐かしさや思い出に浸るためのものだと思うんです。
 
 
ですから、「素晴らしい感想文にしなきゃ!」と気合を入れすぎる必要は全くなく、
自分が感じたことや学んだことを、ありのままに書いていけばいいのです。
 
 
「でも、せっかくだから自分史上最高の読書感想文にしたい!」という方も
いらっしゃるかもしれませんので、文章の基本とされる「起承転結」になぞらえて、
読書感想文の構成例を1つご紹介しましょう。
 
———————————————————————————————
 
『起』

読書感想文の導入です。
先ほどご紹介した「意味深なフレーズで書き始める作戦」を用いて、
読み手の興味を引きましょう。

『承』

導入で書いたフレーズについて、
「どうして印象に残ったのか?」
「そこからどんなことを感じたのか?」といった点について
詳しく解説していきます。

このとき、自分の体験や本文の引用を絡めて説明していくことになりますが、
これらの内容は最小限に抑えるようにしてください。

あくまで”感想文”だということを忘れずに、
自分が感じたことなどを中心に書いていくよう意識しましょう。

『転』

自分が感じたことや自分の意見について考察を深めていくパートです。
本を読んだ上での自分の意見、考えをより具体的に説明していきます。

ここは自分の思考をできるだけ論理的に説明することを心がけましょう。

感情を文字だけで伝えるというのは意外と難しいことです。
読み手の立場に立って、「これで伝わるかな?」と考えながら
書き進めていきましょう。

『結』

最後のまとめになります。

先にもちらっとお話ししましたが、
ここで決意表明をするといいと思います。

決意表明まではいかないにせよ、
本を読む前と読んだあとでは、
自分の考えや意見に少なからず変化が起きているはずです。

その、自分の中で生じた変化を紹介するパートだと理解していただければ
素晴らしい締めで読書感想文を完成できると思いますよ。
 
———————————————————————————————
 
こんなかんじでしょうか。
あくまでご参考に、です♪

まとめ

今回は、読書感想文の書き方のコツについてお話ししました。

この記事でご紹介したコツやテクニック、考え方を全て一気に実践するのは
難しいかもしれません。

ですが、1つ、2つと、できる範囲で実践していただければ、
あなたの読書感想文は確実にレベルアップしますよ!

素敵な感想文が書けることをお祈りしてます!

ではまた~

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