こんにちは!
今回のテーマは、赤ちゃんの熱中症対策です。
体温調節の苦手な赤ちゃんにとって、夏は結構過酷な季節です。
赤ちゃんを熱中症から守ってあげるには、
正しい方法で熱中症対策をしてあげることが必要不可欠になります。
でも、赤ちゃんにクーラーって、何となく心配になりませんか?
「あまりクーラーの効いた部屋にいさせると、赤ちゃんの体に良くなさそう…」
「クーラーを浴びせすぎると、大人になって汗がかけなくなるとか…」
などなど。
というわけで、本記事では
「赤ちゃんの熱中症対策にクーラーって、そもそもアリ?ナシ?」
「クーラーに頼らずに赤ちゃんを熱中症から守るには?」
といった点について、詳しくお話していこうと思います。
是非参考にしていただき、夏本番に備えましょう!
目次
赤ちゃんの熱中症を予防する際にクーラーを使うのはアリ?
では、「赤ちゃんの熱中症対策にクーラーはアリか?ナシか?」について
お話していきますね。
少し前までは、
「赤ちゃんにクーラーなんてとんでもない!暑さに弱くなっちゃうでしょ!」と
言われてたりしていましたが、最近の夏は、そうも言ってられないほど暑いです。
暑さゆえに汗をかきすぎて、あせもになったりしてしまうことも意外と多く、
最近では「赤ちゃんにクーラーは害」という定説は崩れていると言っていいと思います。
冷静に考えてみるとわかるのですが、
病院の新生児室や小児科病棟も、夏はクーラー効いてますよね?
このことからも、そもそも”クーラーが赤ちゃんに悪い”という説自体が
ちょっと違うということがわかるかと思います。
クーラーが赤ちゃんによくないと言われていた理由としては、
「赤ちゃんに対して”クーラーの風を直接当てるのは“よくない」という
“クーラーの風を直接当てるのは”の部分が抜けて
広まってしまったことが原因とされています。
つまり、クーラー自体に問題があるわけではなく、
適切な使い方をすれば、クーラーは赤ちゃんにとっても
優秀な熱中症対策となるわけです。
ご存知の方も多いかもしれませんが、赤ちゃんはものすごく汗をかきます。
よく、オムツのコマーシャルでも、「通気性アップ!」とか、「ムレない!」とか
宣伝していますよね?
汗をかくのは、体内にたまった熱を放出するという人間の本能でして、
生まれたばかりの赤ちゃんはその本能を100%発揮することができます。
クーラーを程よく使って適切な温度にしてあげることで、
あせもや湿疹を防止することにもつながりますから、
赤ちゃんがいるご家庭でも夏はクーラーを使うべきなんですね。
加えて、
「”クーラーを程よく使って”って言うけど、”程よく”って具体的にどれくらい?」
という点についてお答えしますと、設定温度の目安は27~28℃が望ましいです。
本来は、設定温度と外気との気温差が大切でして、
出来れば気温差は4~5℃に留めるのが、赤ちゃんにとっては良いのだそうです。
ですが、この気温差を守ろうとすると
最高気温35℃とかの日は設定温度が30℃とかになってしまい、
大人は暑くてたまったものではありませんよね?
なので、設定温度は低くするにしても28℃程度に留めておき、
赤ちゃんには薄いタオルなどを一枚かけてあげるようにしましょう。
しばらくして、赤ちゃんの様子を見てみたとき、
かけていたタオルを蹴飛ばしていたり、結構汗をかいている場合は
今の気温が少し暑いということなので、
その場合は赤ちゃんを少し薄着にするとか、扇風機で空気を回す
などの対応をするといいです。
(赤ちゃんに直接風が当たらないよう注意しましょうね)
赤ちゃんによって、過ごしやすい気温はまちまちです。
そのため、一発で赤ちゃんにとって適切な気温を見つけ出すことは
かなり難しいと思います。
赤ちゃんにとっての適切な気温を見つけるまでの間に、
うっかり冷やし過ぎて体調を壊したりしないよう、
設定温度は高めに設定しておいて、暑がっているようなら
徐々に下げる、といったようにすることをオススメしますよ♪
赤ちゃんの熱中症を予防する方法はエアコンだけじゃない!
「赤ちゃんにとってクーラーが害じゃないことはわかったけど、
実は母親の私がクーラー得意じゃなくて…できればつけたくないなぁ」
というような場合は、エアコンに頼らずとも、ある程度なら熱中症対策は行えますよ!
最高気温が35℃以上になるような猛暑日はさすがにエアコンを使うことをオススメしますが、
それ以外であれば、以下の対策を試していただくことで
赤ちゃんもお母さんも快適に過ごせるかもしれません。
是非お試しください♪
①扇風機やサーキュレーターを使う
昔ながらの方法ですが、窓を開けて扇風機をつけるだけで、
家の中を空気が通り抜けていきますので、体感温度的には結構涼しくなります。
サーキュレーターとは、縦長のだ円状の部分から風を送り出す機械のことですね。
(掃除機で有名なダイソン社などが発売しています)
湿度が高くない日に関しては、ベランダに打ち水などをして扇風機をかけると、
より涼しさを体感できると思いますよ!
②エアコンの除湿機能を使う
除湿機能であれば、室温を下げずに湿気を取り除いてくれます。
ベタベタして暑苦しい日などは、除湿機能を使うことで体感温度がかなり違います。
扇風機と併用すれば、効果はさらに上がりますよ!
ただ、エアコンによっては除湿でもそこそこ気温が下がってしまうものもあり、
一概には言えないので、ご家庭のエアコンで一度お試しいただくのが間違いないと思います。
エアコンを使う場合も使わない場合も、こまめに赤ちゃんの様子を確認し、
足が冷えていないか、汗をかいていないか、寝苦しそうではないかなどに
気を配ってあげることを忘れないようにしましょう。
まとめ
今回は、赤ちゃんの熱中症対策にクーラーはアリかナシか?についてお話ししました。
先ほどから何回も書いていますが、赤ちゃんはものすごく汗をかきますので、
こまめな水分補給は必須です。
これも熱中症対策の大切な方法の一つですから、
必ず実践してくださいね。