こんにちは!
今回のテーマは、手話ゲームです!
手話を勉強し始めたばかりの方、手話仲間と楽しく手話を学びたい方、手話力の底上げをしたい方、様々な方にオススメしたいのが手話ゲームです。
やっぱり手話は言語ですからねw
使ってナンボ、しゃべってナンボです!
今回ご紹介する手話ゲームは、大人数でも楽しめるものばかりですし、多少の手話歴の差などは関係なしにみんなで楽しめるものを集めてあります♪
ぜひ参考にしてみてくださいね♪
目次
手話ゲームで初心者も楽しく勉強できる!
手話ゲームって、手話歴や手話スキルの違う人同士が参加していると、手話歴の短い方が負い目というか引け目を感じてしまうことも多いと思います。
ただ、この点はほんとに心配いらなくて、むしろ先輩方の手話を見て学び、自分も積極的に手話を使うことで上達が格段に早まります。
もしあなたが手話を教える側の立場の方で、クラスのみんなと楽しく手話ゲームをしようと考えているなら、このことをぜひ伝えてあげてください。
人によっては、「手話表現よりも指文字がとにかく苦手で…」とか、「せっかく手話表現を勉強しても、いざ話すとなると全然出てこない(泣)」みたいに、苦手分野も異なると思いますので、色々なゲームを少しずつ試してみて、各々が苦手分野を補完できるようにしていくといいですね♪
では、次の章からオススメの手話ゲームを具体的にお話ししていきましょう!
手話ゲームで簡単なものは?
まず、「簡単な手話ゲーム」というくくりから一つ。
それは…指文字しりとりです!
以前、指文字の練習法!オススメの勉強法で苦手をなくしてスラスラ表現♪という記事でもお話ししましたが、指文字の表現が苦手な方には特にオススメなゲームです。
ルールはとっても簡単。
指文字でしりとりをする。これだけですw
例えば、「すいか」と答えたいときは、
【す】
【い】
【か】
↑といった具合に、指文字だけで単語を表現して、回していく感じです。
この指文字しりとり、ルールの説明がほぼ不要で、なおかつ指文字しか使わないというルールのため、すごく気軽に遊べるゲームとなっています。
手話学習初心者の方こそ指文字から覚え始めるようにお伝えしていますが、実は手話学習歴が長い方でも、こと指文字の表現となるとカタコト級にギシギシした表現になってしまう方って結構多いんですね。
こういう方は、指文字の表現、つまりアウトプットの回数が少ないことが原因の一つといえます。
なので、指文字しりとりで指文字をフル稼働させることで、指文字の表現スピード向上が期待できますよ!
また、「今の『すいか』って、手話だとどういう表現なの?」という風に、気になった単語はその場で質問すれば、語彙力を高めることも可能です。
慣れてきたら、時間制限を設けてみたり、「食べ物の名前」や「電車の駅名」など、縛りを入れて遊んでみると、かなり白熱しますよ~
(ただ、めっちゃ疲れますw)
だいたい5~6人のグループでやるのがちょうどいいと思うので、大勢の場合はグループ分けをして、途中でグループをシャッフルするなどして楽しむといいですよ♪
手話ゲームを大人数で楽しみたい!
先ほどは、指文字の力をアップさせるのにオススメのゲームをご紹介しましたね。
今度は、手話力のアップが期待できる超オススメゲームです!
それは…手話 DE 辞典ゲームです!
あ。ゲーム名は私が考えたものなので気にしないでくださいw
これは、ランダムに選ばれた単語を、手話や指文字だけで説明し、回答者に答えてもらうというゲームです。
例えば、「すいか」というお題なら、
「夏」「食べ物」
「丸い」「果物」
「塩をかける」「食べる」「おいしい」
「タネを飛ばすジェスチャー」
↑などで説明することができます。
このゲームは基本何人でも行うことができ、毎回一人が出題者、他全員が回答者という形にして、早押しクイズのように遊んでいくのがオススメです。
あ。もちろん、回答する際も手話や指文字で回答してくださいねw
お題に関しても、別にお題カードみたいなものを用意する必要はなくて、
学生さんなら適当な教科書のページをパラパラめくって、目をつぶって指さした単語をお題にするとか、
「お題は、出題者が朝に食べてきたもの」という風に統一してしまうとか、
色々方法はあります。
もちろん、お題カードを作ってしまうほうが一番楽ですし遊びやすいので、余裕があればお題カードを作るようにしましょう。
この遊び方に慣れてきたら、『ボブジテン』などのボードゲームを使って遊ぶのも面白いですよ♪
新たなお題が一気に手に入りますし、
「カタカナ語禁止」とか「熟語のみで説明せよ」とか、
様々な制約が急に襲い掛かってきてあたふたしつつも、とっても盛り上がれますので♪
手話を使わずに普通に遊ぶだけでもめっちゃ楽しいので、個人的には結構オススメです♪
↓『ボブジテン』はこちらから!
|
ただ、ここまでお読みいただいた方の中にはこんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「…え?出題のときにジェスチャー使うのってアリなの?」と。
実は、手話の世界には「CL」や「DS」と呼ばれるジェスチャーに近い表現が存在しまして、むしろ手話のネイティブであるろう者の方々はこういった表現を好む傾向にあります。
手話学習者の中にはこういったジェスチャーに近い表現が苦手な方も多くて、単語に頼り切ってしまうことも少なくありません。
でも、テキストに載っているような単語ばかりで話すと、すごく事務的というか、話が棒読みに近い形で相手に伝わってしまうんですよ。
ですが、そこにジェスチャーを入れることで、より感情豊かに表現することができ、相手にもその情景や描写が伝わりやすくなります。
手話学習者の中にはこういった表現が恥ずかしくてできないという方もいますが、これは手話を学習する上では避けては通れない道だと思います。
羞恥心を取り払う意味でも、ぜひこの機会に手話 DE 辞典ゲームをやってみてください!
まとめ
今回は、簡単で楽しい手話ゲームをご紹介しました。
ぜひ手話仲間と一緒に楽しんでみてくださいね♪
【こんな記事もオススメ!】
☆おすすめの手話勉強法や手話を使いこなすための具体的な練習法は、こちらのページでご確認いただけます。
是非ご覧ください♪